骨盤腸整ウォーキング考案者の山﨑美歩呼です

ダイエットのためにウォーキングをしている。
そう話される50代女性は、とても多いです。

・きつい運動は続かない
・膝や腰に負担をかけたくない
・健康にも良さそう

そんな理由から、「歩くこと」を選ばれている方がほとんどです。

ところが、実際にお話を聞いてみると、次のような声が本当に多く聞こえてきます。

「毎日1時間歩いているのに、全然痩せない」
「がんばって歩いているのに、体型が変わらない」
「体重が落ちないどころか、脚が太くなった気がする」

ここでまず、はっきりお伝えします。

ウォーキングをしても痩せないのは、あなたの努力が足りないからではありません。

その原因は、ほぼ間違いなく
“痩せないウォーキング”になっていることにあります。

今回は、
なぜ歩いても痩せないのか、
そして、どうすれば「痩せる体」に近づく歩きへ変えられるのかを、
体の仕組みから順番にお伝えしていきます。


山﨑 美歩呼

骨盤腸整ウォーキング考案者/ウォーキング講師

筋肉と骨格、体の動きなど理学療法の観点から歩き方を研究し、独自のプログラム骨盤腸整ウォーキングを考案。レッスンをはじめとし、インストラクター養成、ウォーキングイベントや講話を全国各地で行っています。
著書「ながら運動で今度こそ痩せる!10歳若返る骨盤腸整ウォーキング」
歩き方は、一度身につけてしまえば一生モノのスキルになります。「歩き方を変えると、人生まで変わる」このことを多くの人に体験して、これからの人生をもっと豊かにしてほしいと願っています。



目次


ウォーキングしても痩せない人が増えている理由

「ウォーキングは有酸素運動だから痩せる」
この考えは、長年当たり前のように信じられてきました。

もちろん、間違いではありません。
じーーっと座っているより、歩いた方がエネルギーは消費されますし、血流も良くなります。

ですが現実には、
ウォーキングをしているのに痩せない人がいる、という事実があります。
過去の私もそうでした。

それはなぜでしょうか。

理由はシンプル!
ウォーキングが “ダイエットのための運動”ではなくなっているからです。

本来、痩せるためには
・使われる筋肉の量
・関節の動き
・体幹バランス
・代謝が上がる状態

これらが必要になります。

ところが、多くの方のウォーキングは、
・同じ歩幅
・同じテンポ
・同じ姿勢
で、ただ前に進んでいるだけになっています。

この状態では、体は
「これは特別な運動ではない」
と判断します。

その結果、
痩せるためのスイッチが入らないのです。

歩く=移動手段。体は省エネモードになる

人間にとって「歩く」という行為は、もともと
ダイエットのための運動ではありません。

歩くとは、
・移動する
・生活する
・目的地へ行く

つまり、生きるために必要な動きです。

だからこそ、体は歩くときに本能的にこう働きます。

「この動きは毎日必要だ」
「できるだけエネルギーを使わないようにしよう」

その結果、体は自然と
省エネモード に入ります。

これは意識の問題ではありません。
脳と神経の働きによる、自動反応です。

省エネモードの歩き方には、共通した特徴があります。

・歩幅が小さい
・腕をあまり振らない
・体幹を使っていない
・使う筋肉が限られている

この歩き方は、日常生活にはとても向いています。

しかし、ダイエットという目的には向いていません。
静かで、効率的で、エネルギーを使わない。
そんな省エネウォーキングになってしまっているのです。

痩せる前に起こる「引き締まる」という変化

「歩いても体重が減らない」
これが、ウォーキングを続けられなくなる最大の理由かもしれません。

ですが、ここで大切な考え方があります。

歩いてすぐに体重が落ちることは、ほとんどありません。

正しい順番は、こうです。

体が引き締まる
  ↓
使われる筋肉が変わる
  ↓
代謝が上がる
  ↓
太りにくい体になる
  ↓
結果として痩せる

多くの方は、この順番を飛ばして
「体重」だけを見てしまいます。

でも、体重は
・水分量
・食事のタイミング
・前日の疲れ
などでも簡単に変わります。

一方、
姿勢・体のライン・歩き姿は、
体の使い方が変わらなければ変化しません。


正しい歩き方が身についてくると、目に見えて変わるのは

・脚のむくみ
・膝のお肉
・お尻の位置
・お腹の厚み
・後ろ姿

です。

体重は同じでも、
「痩せた?」
と聞かれるようになる方は、本当に多いです。


体重は他人には見えませんが
見た目のスッキリ感は、他の人にも目に見えてわかります。

「痩せた?」「スッキリしたね」と言われると嬉しいですよね。
がんばった自分が報われる瞬間です!

痩せるウォーキングに必要な3つの条件

では、ウォーキングを
「痩せない歩き」から
「引き締まる歩き」へ変えるには、何が必要なのでしょうか。

ポイントは、次の3つです。

① 踵から着地する
②足の幅に気を付ける
③ 腕を後ろに振る

ひとつずつ
解説します。とくに③がポイントです。



① 踵から着地する

踵から着地すると、
足首・膝・股関節などいろんな部位が連動して使われます。

ペタペタ歩きや、つま先からの着地では、
使う筋肉が限られてしまいます。まさに省エネ歩き。

踵から着地すると、ふくらはぎもしっかりと動きます。
ふくらはぎは
「第2の心臓」といわれ、心臓のように血流を促すポンプの働きをするため、代謝があがるのです。

嬉しいことに足のむくみ解消にも効果バツグンなのです。

歩幅が小さいと、使われる筋肉も最小限になります。

歩幅を広げることで
・骨盤
・股関節
・内もも
が働き始めます。

ただし、やみくもに大股で歩けばいいわけではありません。
ここには、足腰だけではなく、全身の筋肉をバランスをよく使える体が必要になります。




② 足の幅に気を付ける

歩く時、足はまっすぐ前に向いていますか?

「靴一足分の幅」で歩くように意識してください。

靴一足分は、足をそろえた状態。図のような幅のこと。

この幅から足がはみ出ないように歩きます。

「出来てるよ」と思われる方が多いと思いますが
実際には、靴一足分の幅からはみ出ていること多いんです!

こんなふうに
内股や、がに股になっていませんか?

自分では気が付かないものです。鏡の前で歩いてみてください。
スマホで動画に撮ってみるのもいいでしょう。

この
足の運び方では、前述の踵着地も困難ですし
O脚になってしまいます。
お尻、お腹の筋肉も正しく使えないので
垂れ尻やぽっこりお腹を生んでしまいます。
歩いても歩いても疲れる歩き方です。




③ 腕を後ろに振る

最後に骨盤腸整ウォーキングがとても大事にしている
腕を後ろに振ること。

ポイントは「後ろに振る」です。

だらだらウォーキングをしている人は腕を振っていない人が多いです。
キビキビと腕を振って歩いている人も見かけますが
「前に振っている」人がほとんど。これはもったいない!!

腕は後ろに振ってください。

後ろに振ることで、
肩甲骨がよく動き、体幹も使われ、
全身運動になります。
肩甲骨が動くと代謝アップにも繋がります。

さらに
二の腕も使われるので、二の腕スッキリも目指せます。

腕が前だけに振られていると、
逆に猫背を助長してしまうこともあります。
肩甲骨も二の腕も使えないのでもったいないです。

このように
正しく歩くかどうかで、まったく
体の使い方や代謝が変わるのです。


この3つがそろって、はじめて
「痩せる可能性のあるウォーキング」
になります。

なぜO脚・骨盤の歪みが邪魔をするのか

「踵から着地して、足幅を保ち、腕を後ろに振って歩きましょう」
そう聞くと、
「それくらいならできそう」
と思われるかもしれません。

ところが実際には、
O脚や骨盤の歪みがあると、この歩き方がとても難しくなります。

なぜなら、体の土台が不安定だからです。

O脚の方の多くは、
・膝が外に流れやすい
・太ももの外側ばかり使っている
・内ももがほとんど使えていない

この状態で歩幅を大きくすると、どうなるでしょうか。

歩幅を出すたびに、
外もも・ふくらはぎ外側ばかりが頑張る。
結果、
「歩いているのに脚が太くなる」
という現象が起こります。

また、骨盤が不安定なまま歩くと、
・左右に揺れる
・股関節に負担がかかる
・腰痛や膝痛を引き起こす

エネルギーを効率よく使うどころか、
疲れやすく、故障しやすい体になってしまいます。


つまり、
O脚・骨盤の状態は、痩せるウォーキングの“ブレーキ”
になっているのです。

ハイオクモードの歩き方とは

ここで、
「ハイオクモードの歩き方」
について、もう少し深くお話しします。

省エネウォーキングが「プリウス」だとしたら、
痩せるウォーキングは
ハイオクを使う外車 のようなものです。

燃費は良くないけれど、
・パワーがある
・全身がしっかり使われる
・動きが美しい

ウォーキングをダイエットにつなげるなら、
この「ハイオクモード」に切り替える必要があります。

ハイオクモードの歩き方では、
・骨盤が安定している
・内ももが使えている
・体幹が自然に働いている
・肩甲骨がしっかり動いている

という状態が起こります。

すると、
「歩いているだけなのに、体がポカポカする」
「たくさん歩いても疲れにくい」

という感覚が出てきます。

これは悪い疲れではありません。
エネルギーをきちんと使えている証拠 です。

しかもウォーキングは、環境にも体にも優しい。
ハイオクモードでも、安心して続けられます。

自己流では気づけない「歩きのクセ」

ここで、多くの方がつまずきます。

「じゃあ、今日からハイオクで歩こう」と思っても、
自分が本当にそう歩けているかどうかは、分からないのです。

なぜなら、歩き方のクセは
無意識で身についているからです。

・左右の足の運びが違う
・骨盤がねじれている
・腕の振り幅が前後で違う
・首が前に出ている

これらは、
鏡を見ても分かりません。
動画を撮っても、なかなか気づけません。

だから、多くの方が
「意識して歩いているつもりなのに痩せない」
という状態に陥ります。

これは能力の問題ではなく、
「自己流」で続けていること
が原因です。

骨盤腸整ウォーキングの体験セミナーでは、
歩き方のコツだけお伝えすることはしません。


まず行うのは、
自分の体を知ること です。

・重心のバランス
・体幹バランス
・左右差
・体の左右の癖
・姿勢
これらを一つひとつ確認していきます。
その上で
歩き方もお伝えします。

すると多くの方が、
こう言われます。

「だから痩せなかったんですね」
「出来ていると思い込んでいました」
「今まで、全然違うところを頑張っていました」

これは、とても大切な気づきです。

なぜなら、
方向性さえ合えば、努力はちゃんと結果につながる
ということが分かるからです。

体験セミナーでは、
・省エネ歩きから抜け出す感覚
・内ももや体幹が使われる感覚
・歩くだけで体が変わる感覚

これらを、その場で体感していただきます。


「歩き方が変わると、こんなに違うんですね」
そう驚かれる方は、少なくありません。


ここまで読んでくださったあなたは、
もうお気づきだと思います。

ウォーキングで痩せないのは、
努力不足でも、年齢のせいでもありません。

体の使い方が、今の目的に合っていなかっただけなのです。

移動手段としての歩きから、
体の機能を発揮する歩きへ。


その切り替えができたとき、
ウォーキングは
・ダイエット
・健康
・姿勢改善
すべてにつながる習慣になります。

ぜひ一度、
あなた自身の体で、その違いを体験してください。

体験セミナーは、
「正しく頑張れる方向」を知るための場所です。

あなたのウォーキングを、
“痩せない努力”から
“結果につながる一歩”へ。

お会いできるのを、楽しみにしています。

   体験セミナー