一般社団法人 日本姿勢改善ウォーキング協会
代表理事 山﨑 美歩呼
「正しい歩き方で、人生を美しく。骨盤と腸にやさしい歩行が、毎日の小さな元気をつくります。」
ご挨拶
このページをご覧いただいているあなたは、何かしらの体の悩みや、将来への不安、
そして「このまま年をとっていくのが怖い」という気持ちをお持ちではないでしょうか。
実は私も、悩みや不安がありました。
「年を重ねるのが怖い」40代
40代を迎えた頃の私は、まさに体も心もボロボロでした。冷え性、便秘、ぽっこりお腹。
年々痩せにくくなる体。ひどい肩こりに、腰の痛み。
若い頃のようにはいかなくなった自分を受け入れられず、自信も希望も失いかけていました。
誕生日が来るのが嫌で「年を取る=劣化」と感じていたあの頃。
ダイエットであらゆる方法を試してはリバウンドを繰り返す、まさに「ダイエット難民」状態。
心も身体も負のスパイラルに陥っていたのです。
そんな私を救ってくれたのが「歩き方」という概念でした。
“正しい姿勢と歩き方”を知り、実践したところ体がみるみる変わっていったのです!
姿勢が整い、体型が変わると周囲から「痩せた?キレイになったね!」と褒められるようになり、
自己肯定感がグッと上がりました。
褒められるだけではなく「私にも教えて!」と言われるようになりました。
私だけでなく周りの人も変わっていくのを見て、再現性を確信しました。
そこから研究心に火が付き、心と体についてとことん学びました。
そうして独自のメソッド「骨盤腸整ウォーキング」を考案することになったのです。
46歳でレッスンをスタート。今や全国2400名を超える受講生、
220名以上のインストラクターが誕生するまでになりました。
「歩き方」に出会ったことが、私の人生の転機になったのです。
「歩くこと」は生きること——父の言葉が教えてくれた
私が歩くことに強い使命感を抱いている理由は、もうひとつあります。
それは私が21の頃の話です。
私の父は、53歳という若さで他界しました。
父には夢がありました。定年後は
「キャンピングカーで旅行したい」 「釣りやカメラを楽しみたい」 「母さんと温泉に行きたい」
趣味三昧の毎日を夢見て、一生懸命働いてくれていました。
しかし定年前に癌が発覚し、闘病することに。病室で動けなくなるにつれて、だんだんと夢を口にしなくなったのです。
最後に、私の前で言った夢が
「自分の足で歩きたいなぁ…」
あんなにたくさん思い描いていた父の夢が、「歩きたい」に変わってしまっていたことが、私の心に深く刻まれました。
自分の足で歩ける体があるからこそ、夢が持てる。歩ける体こそが、お金にはかえられない財産だと思うのです。
自分自身だけではなく、家族にとっても。
この想いが、私の原動力になっています。